無の日々

キモオタヒキニート生活

違国日記4巻を拝読した

違国日記という漫画を購読してるんですが、毎度毎度人間の感情に寄り添ったり見守ったりしてくれるのが本当にすごい。なんというか、傍にいてくれるという感じがする。ついさっき4巻を読みました。すごいな~。読んでて涙目になってしまった。いろんな考え方と生き方があって、それを否定する権利も義務も誰にもないのだという気持ちに強くなりました。

4巻で特に感銘を受けたのが掃除しない槙生ちゃんを朝ちゃんが指摘するシーンです。私は槙生ちゃんほどしっかりしてないけど考え方?生きる傾向?としては槙生ちゃんに近くて、朝ちゃんみたいなタイプの人がとにかく怖くてしょうがなかったんですが、朝ちゃんの中にある砂漠とか純粋な疑問とかを見て、なんというか心が楽になりました。私が今まで生きてきたなかで私に「なんでこれをしないのか」と問いかけてきた人たち、私には彼らが鬼か神様に見えていましたが、彼らもまた人間だし彼らは私を弾圧していたわけじゃなかったのかもしれない、それこそ本当に国が違うだけだったのではと思いました。思考をまとめずに書いてるんでよくわからない文章だな。ごめんなさい。とにかく今回の巻を読んで、もしかしたら自分は生きてていいのかもしれないなという気持ちになれました。自分は頭がおかしくて何もできなくて人に迷惑ばっかりかけているし、空想ばっかりして生きるのが下手だといつも思ってるんですが、なんというかな…救いが見えたというかな。私の中にだけある世界は私のものだし、人にも世界があるんだよなって思えました。文字に起こしてみると本当に当たり前の話だなって思うんですけどね。社会が大きな集合体に見えてて自分はそこから弾かれ続けて生きてるんだという気持ちをずっと抱えてるので、自分と人が対等で平等だとあんまり思ったことがないので…。

ヤマシタトモコ先生の漫画はおそらく8割ほど購入させていただいてるんですが、毎回すごく繊細で時に大胆で、感情の細かな表現が見事だなと個人的に感じています。これからもひっそりと応援しつづけてゆきたい…。先生の感性がこうして作品となって世にあるというだけでホントに救われます。いや~素晴らしいな~!

それにしても私文章下手だな。練習しようかな。